テレワーク浸透のステップ

<テレワークに取り組むにあたって、土台作りからのコンサルティング依頼>

小売業T社様(従業員数77名)

<第1ステップ/現状分析>

テレワーク勉強会を全社員で実施。
社長からの「意義と目的」の説明を行った後、私たちから具体的な進め方や効果を紹介。

後日、全社員に対するアンケートを実施して、テレワークに関する不安要素や
働きやすい職場作りについての生の声を集めた。

<第2ステップ/課題の洗い出し>

アンケートの分析をした後、対話型グループワークをスタート。
アンケート結果をもとに意見交換をし、KPT法を使って「いいところ・続けたいこと」
「課題に感じていること」を明確にした。

特に、仕入れ、販売、間接部門などの連携が不十分なために
二度手間になることが多く、書類も重複した項目があることが課題に上がった。

また、テレワークに関しては「コミュニケーションが希薄になるのでは」という不安が多いことがわかったので、それを払拭する内容をワークショップに盛り込むことに決定した。

<第3ステップ/部門別のワークショップ>
それぞれの部門でどういったテレワークが可能かについて、対話を繰り返した。
部分在宅勤務を要望する声も多く、時間単位での取り入れ制度を導入。

直行直帰の申請もこれまで以上にスムーズにできるように、スケジュール管理のクラウド化を導入することになった。

部門別ではあるが、ワークショップの最後に全体共有をして、進捗状況を理解し合うようにした。