面談では「違和感」を大切に!
40代管理職の方の面談指導。経験豊富で対応も柔和、傾聴の姿勢もいい感じ。
さらに良くするためのアドバイスとして、「面談の前半で部下に対して違和感を感じたものの
ちょっと様子を見ようとそのまま進めていた点がもったいなかった」とお伝えしました。
部下の話を聞いていて「あれ?」と思うことがあった時は、そのままスルーせずに
自分の直感を信じることが大切です。
なぜなら、話している言葉に対して表情や態度が合っていない人を見ると、変な感じがするから。
何か無理をしていたり、本音を隠して話している「黄色信号」の場合が多いからです。
今回は、話を遮ることを躊躇わずに率直に「今の言葉がちょっと気になったんだけど、
もう少し詳しく話してもらえるかな」と介入した方がいい場面でした。
部下の言葉と表情が真逆(やりがいを感じて楽しいと言いながら、表情は完全に曇っているなど)の
時は「気のせいかな」と思わずに、違和感をそのまま「私はこう感じた」という
「I(アイ)メッセージ」で伝えることが大切!
本人も気づいていないことにグッと深くアプローチできるので、「様子を見よう」と後回しにしない
ことがポイントです。